自動車保険のシステム改定

事故無し係数・事故有り係数の新設

保険料に関するシステムを改定する自動車保険、今回(2013年10月1日)最大の改定内容は、「事故無し係数」「事故有り係数」の2つに別れた点です。
具体的には、7〜19等級の自動車保険契約に関し、直前3年間の保険金請求の有無に応じ、「事故無し係数」「事故有り係数」の2つの保険料率に別れます。
予め、その保険料率を載せる前に、本文章特有の書き方に付いて説明します。
少し前まで、継続6等級が1.00でしたが、今はそうでは無く、今回の改定前は0.83、今回の改定後は0.81となっています。
しかし、本文章では、読者の皆様にわかりやすくするため、継続6等級を1.00と考えた時の保険料率(小数点第2位未満切り上げ)を載せています(以下同様)。
今回の改定後に関し、「事故無し係数」の方を見れば、7等級〜19等級が0.87/0.75/0.71/0.68/0.66/0.65/0.63/0.62/0.61/0.60/0.59/0.57/0.56ですが、「事故有り係数」の方を見れば、7等級〜19等級が0.99/0.98/0.97/0.96/0.93/0.91/0.88/0.86/0.83/0.80/0.77/0.75/0.72です。
お互いの違いは一目瞭然です。
1〜5等級は「事故無し係数」「事故有り係数」の区別が無く2.03/1.59/1.39/1.21/1.08です。
20等級は「事故無し係数」しか考えられず0.46です。
具体例を1つ挙げれば、初契約から12年間保険金請求しなかった後、保険金請求する場合、20等級→事故有り17等級に下降しますから、保険料率は0.46→0.77に上昇、これは、事故無し8等級の保険料率(0.75)より高くなっています。
前述のケースに置いて、現在の保険料が46000円の場合、元の等級に戻るまでの3年間が77000円/75000円/72000円ですから、保険金額86000円以下の交通事故に関しては、保険金を請求することができません。
19等級以下の場合、保険金を請求すれば20等級に上昇するまでの期間が4年間延びますから、「今後4年間の保険料−20等級の保険料×4」を計算する必要があります。
一例として、10等級(68000円)の場合、今後4年間が99000円/98000円/97000円/68000円ですから、結局の所、保険金額178000円以下の交通事故に関しては、保険金を請求しない方が得です。

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